また見た目が変わったGoogleアナリティクスですが、「アナリティクス設定」を見てみると「ユニバーサル アナリティクスにアップグレード」ってデカデカと出てますね。
この辺りは見てなかったので、最近やっと気づきました…orz
ただ、メッセージ通りに「ユニバーサル アナリティクス」に変更すると、問題がある場合があるようなので自分用メモ。
(間違いや不備にお気づきの場合、ご指摘いただけますと助かります!)
移行しても「ga.js」なら過去のデータを全て利用できる
移行ページに移ると、以下の文章が書いてあります。
・カスタム ディメンション/指標
・ 新しいトラッキング コード
・詳細なレポート機能
Google アナリティクスのすべてのプロパティは、ユニバーサル アナリティクスを使用する際に必須のプロパティになる予定です。移行されていないプロパティは、将来、ユニバーサル アナリティクスに自動的に移行されます。
ユニバーサル アナリティクスはとても便利なものになるようですね!
今回の移行は根本的な変更になるらしく、3段階で行われるとのこと。
これはすぐ移行しないと!って思ったんですが…。
コレが適応されるタグは現時点では「ga.js」のみのようです。
まずは設定しているタグを確認しよう
移行前に、現在設定しているタグをぜひ確認してください。
ちなみに私のサイトに使用していたタグは以下のもの。
「ga.js」ではなく「dc.js」になっています。
なんで「dc.js」タグに変えたんだっけ?
「ユーザーの分布」の設定するためにタグを変更したのですが、そのときに「ga.js」から「dc.js」に変更となっていました。
この変更をしたので【ユーザー>ユーザーの分布】が見れるようになったんですね。
▼GoogleAnalytics新機能「ユーザーの分布」の設定方法
https://zuvuyalink.net/nrjlog/archives/1139
「dc.js」の場合「ユニバーサル アナリティクス」移行はちょっと待った!!
「Universal Analytics アップグレード センター」に表記がちょろっとあるんですが、「dc.js」は現時点では対応していない模様…。
[warning]Universal Analytics では現在、dc.js JavaScript とその関連機能(リマーケティング、Google ディスプレイ ネットワーク インプレッション レポート、DoubleClick Campaign Manager との統合、Google アナリティクスのユーザー属性およびインタレスト レポート)に対応していません。 これらの機能をご利用の場合、Universal Analytics が dc.js に対応してからアップグレードを行ってください。
[/warning]
「dc.js」はフェーズ3(正式版に移行)してから対応になるようです。
というわけで、現時点で「dc.js」なのに「ユニバーサル アナリティクス」移行すると、「ユーザー属性」が一切取れなくなってしまう(「ユーザーの分布」結果が見れなくなる)そうなので注意が必要です。
「ユニバーサル アナリティクス」に移行すると
前のバージョンには戻せない
これもかなりな罠だと思うんですが、一度移行してしまうと旧バージョンに戻すことができないとのこと…。
現時点で「ga.js」は過去のデータを全て利用できるようになっていますので、変更しても問題無いと思いますが、移行する場合は慎重に!!