1月25日(土)に福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センターでWebコミュニティ「Fukuoka Frontrend Frogs」を中心とする実行委員の協力の下で行われた「Frontrend in Fukuoka」に参加してきました!
▼「Frontrend in Fukuoka」のイベントページはこちら
http://frontendfrogs.org/frontrend/
有料イベントであったにも関わらず、満員御礼!
今回は「エンジニアトラック」「デザイナートラック」「ハンズオン」に分かれていたので、自分の興味のあるセッションを選ぶことができ、そこもよかったですね。
セッションによっては立ち見も出るくらいの大盛況なイベントでしたよ♪
私は「デザイナートラック」のセッションに参加してました。
レベルアップ:知っておきたいフロントエンド開発の今(サイバーエージェント 斉藤さん)
「Frontrend in Fukuoka」は斉藤さんの基調講演からスタート!
現状から今後についてと幅広く紹介してくださった印象です。
「深いところまでは話す時間はありませんが…」とおっしゃってましたが、参加者の興味や向学心を煽るには十分だったのでは?と感じたセッションでした。
以下、メモれた部分のまとめです。
- HTML、CSS、JavaScriptの共通点は学びやすさ
- ブラウザはプラットフォームでありソフトウェア
- ブラウザの内部構造を知ることが重要
- jQueryだけではもはや十分ではない
→jQueryはレガシーブラウザ対応のコスト削減 - Backbone.jsは1600行程度なのでコードを読んでみよう
- 集めた知識は点。点を線でつなぐ事が経験。
- プログレッシブエンハンスメント
- 手を動かして失敗してみるのが大切
「スキルの学び方」
得意なジャンルを伸ばしていく。何が得意か、興味があるか。
どういう風にするのではなく、なぜやるのか
Efficient UI Development
(サイバーエージェント 石本さん)
「効率的なUI開発」について、実際のプロジェクトや経験を例にしてのお話はわかりやすくとてもおもしろかったです!
ルール作りから始めたという事例の紹介やHTML/CSS設計方法やモジュール化の概念など、実務で活かせる内容が満載のセッションでした。
以下、メモれた部分のまとめです。
- ファーストビューは1000msでレンダリング完了が望ましい(Google基準で)
- メガヒットの法則なんてない。多くのアプリを出していくしかない
- モジュール化→CSS/HTMLの肥大化を防げる
- 最適化と汎用化
- Maple(https://github.com/t32k/maple)
- コードの書き方をルール化。劇的にCSSファイルが減った
- ボックスやシャドウはパフォーマンスに多大に影響する
印刷のように入稿して終わりではない。→プロダクトを作っている。
デザイナーは問題を解決する人。何のためにデザインするのか?
(出来ない人はペインターと呼ばれてるらしい)
「制約を楽しめるデザイナーになろう」
https://gist.github.com/t32k/8572671
UIとUXって何が違うんだろう(株式会社Fusic 山本さん)
エンジニア目線で「UIとUXの違い」についてのセッションでした。
山本さんは福岡で「UX」について勉強を行うコミュニティ「UX Fukuoka」の主催メンバーの方です。
「UXというキーワードを胡散臭く思っていた」という山本さんが、本気でやれば変わるかも?ということで勉強会を発足したことや実際の勉強会での事例を元に、UXという概念について親しみやすいお話だったなぁと思いました。
【UI】ユーザーが商品やサービスに触れる接点
「見た目」は本当に大事。
でもせっかく作ったUIはユーザーに良い体験を提供できているか?
HTML5と最近のフロントエンド事情と勉強会と福岡の私(西村さん・卜部さん)
掛け合い漫才…違った、対談形式で福岡で行われている色々な勉強会の紹介をする内容でした。スライドが某漫画のオマージュ(言い張ってた)で、気合入りまくりでしたね!w
とてもおもしろかったです。
北九州のweb勉強会「webっちゃ」も紹介してもらえましたよ♪
福岡は本当にweb系の勉強会充実しているなーという印象。
コミュニティの勢いを改めて感じたセッションでした。
フロントエンドの求めるデザイン
(サイバーエージェント 水野さん)
デザイナーとディベロッパーのギャップを埋める「フロントエンド指向のWebデザイン」のお話。
私自身、PhotoshopやFireworksを使って「デザインカンプ」を作成していますが、このセッションでは多くのツールを紹介されていて、初めて見るものが多かったです。
また、デザインプロセスだけでなくパフォーマンスチューニングについてのお話もありました。
このセッションは席が後ろの方だったため、若干音が聞き取りにくくメモをあまり取れませんでした…(残念)
https://gist.github.com/pocotan001/8611386
パネルディスカッション
全セッション終了後に、今回登壇したパネリストたちによるパネルディスカッションがありました。
「どんな風にキャリアを積んできたのか」や「モチベーションの維持方法は?」「webは今後どうなると思う?」など、色々な角度の話題に答えていただいてました。
自分で普段は考えないような質問内容もあって、「自分だったらどうかなぁ」と考えなおすキッカケにもなりました。
懇親会(ビアバッシュ)
ピザと日本唐揚協会認定カラアゲニストがオススメする唐揚げが食べられる!ということで、懇親会も大盛況でしたw
過去見たことがないLT(揚げ物…w)があったりと大盛り上がり。
最後まで楽しく過ごせましたー!
最後に
今回は「デザイナートラック」で参加者が集中し立ち見が出るセッションもあったとのこと。
イベントの盛り上がりをみると、やはり注目度の高い分野なんだなぁと改めて思いました。
私自身、自分の勉強不足と知識のなさに打ちひしがれてましたが…(もっと頑張らないと)
普段聞くことのできない色々なお話や技術、知識に触れることができとても充実した1日でしたよ!
パネリストの皆様、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした!!