タタミラボの川口くんにご招待いただき、1月24日に門司ブリックホールで行われた「書家・アーティスト【杉田廣貴】|「書」×「畳」ニューヨーク凱旋ライブ(主催:日本伝統・文化継承 たゆたい)」に参加してきました!
▼杉田廣貴先生の公式サイト
http://sugitakoki.com/
メインの「書道」だけでなく、能、アボリジニの管楽器ディジュリドゥとアフリカンパーカッションのセッション、サプライズのライブペイントと盛りだくさん。
普段触れることのない、とてもとても素晴らしい世界に触れることができた最高のイベントでしたー!
日本伝統・文化を後世に伝え残し、未来の子供達が胸を張って日本人である事を誇れる様に、ということを目的に活動されているそうです。
デカい裏テーマは「世界平和」とのこと!
ちなみに、タタミラボの川口くんは「局長」だそうでw
会場には杉田廣貴先生の作品が既に数点飾られていました。
どれもものすごい気迫を感じる作品ばかり。すごかった…。
能と書道アートパフォーマンスの融合
今回のイベントは「能(観世流 高砂)」で始まりました。
能の代表的な祝言曲なのだとか。
私自身、能をキチンと見たことがなかったのですが…所作の美しさと迫力に圧倒されました。
「能(観世流 高砂)」の次にいよいよ1回目の書道アートパフォーマンス。
能と書道アートパフォーマンスの融合なんて想像もできなかったですが、とても神々しい空気と緊張感に包まれた素晴らしい空間が作り上げられ、とても美しく力強い2作品が目の前で作り上げられました。
(このパートのみ、撮影・録画等禁止でした)
トークセッションは和やかムード
作品を制作するときはとても厳格な空気の中で行われていたのですが、トークセッションは和やかムード。
昨年の12月ニューヨークで行われた書道パフォーマンスに関する色々なお話、すごく面白かったです。
そして、杉田廣貴先生は超イケメンです!w
魂を揺さぶる「畳への書道アートパフォーマンス」
和やかなトークセッションの次は、メインの「畳への書道アートパフォーマンス」。
門司ブリックホールがあまり広くない空間なので、ものすごく近くで観ることができました。
ライブで観たからこそ、作品だけでなく空気感も感じることができました。
もう何も言葉にはできない…魂が震えるとはこのことか、と。
本当に素晴らしい、それ以外に言葉が出ませんでした…。
ディジュリドゥとアフリカンパーカッションのセッション
最後に、アボリジニの管楽器ディジュリドゥとアフリカンパーカッションのセッションとサプライズのライブペイントがありました。
ディジュリドゥ奏者は藤井誠さん、循環呼吸を僅か数時間で体得した天才肌という演奏者。
ディジュリドゥという楽器の音、私は初めて聞いたのですが、確かに藤井さんは通常の演奏方法と違った変わった演奏方法だったそうです。
お腹というか、体の中心に響く気持ちのいい音でした。
西Pこと3a workの西本くんが楽器について色々教えてくれましたw
そして藤井誠さんは身長が190cm超ととても高く、髪型もモヒカン…そして常人と違うオーラ。
初めて会場でお見かけしたとき、正直「!?」ってなりましたけどw
でも実際にお話するととても気さくでお話ししやすい方でした♪
アフリカンパーカッショニストのYujiman(ユージマン)さんは、国内屈指の実力者だそうです。今回のイベントでは、アフリカの民族衣装で演奏されてましたよ。
Yujiman(ユージマン)さんの会場全体を巻き込み参加させてしまう演奏方法、とても素晴らしかったです!
楽しかった〜♪
また、サプライズのライブペイントをしたペインターは平野幹(KAN HIRANO)さん。
3.11の震災をうけて、奥様と子供さんと共に東京から福岡に移住されたとか。
昨年10月に福岡で行われた壁画アートイベント「大名アートアクション」で株式会社大央賞を受賞するなど、勢いに乗る気鋭アーティストの方だそうです。
今回のイベントでは、透明のアクリル板(ですかね?)に色鮮やかな「虎」を描かれました。
これは杉田廣貴先生へのサプライズプレゼント企画だったそうです。
会場と演奏者が一体化して大盛り上がりの中、体の中心に響く音とライブペイントで描かれていく色鮮やかな虎。
五感をフルに刺激された最高にクリエイティブな時間でした!
最後に
とてもとても素晴らしい作品に触れ、久しぶりに心からの感動を覚えました。
私自身、こういったアート的なイベントに参加するのは初めてだったのですが魂を揺すぶられたというか、すさまじい刺激を受けました。
web系のイベントに参加することが多いですが、こういうアート系のイベントもいいなぁと。
今回のイベントで日本伝統とか言いながら洋物を取り入れたのは、イベントのメリハリだったりギャップだったり、海外文化を知らずして日本文化を語るなかれだったり、海外でパフォーマンスする際の、エンターテイメント化ツールだったり…と深い思いがあってのことだとか。(川口局長談)
日本の文化はこんなに素晴らしいのに、最近は日本人がその価値に気づいてないなぁ、大切にできてないなぁということを改めて感じもしました。
海外の人達の方が日本文化の価値をわかってくださってるような…。
もっと日本文化に自信を持って、もっと日本人であることを誇っていきたいな、と。
今後、「日本伝統・文化継承 たゆたい」は海外に向けてもっともっと活動していくとのこと。
杉田廣貴先生は今年、アメリカでの個展も決まっているそうですし。
もちろん、日本国内でのイベントも色々予定されているようなので、興味ある方はぜひ参加されてください♪
個人的にとても素晴らしい活動と感じるので、応援していきたいと思います!!