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Microsoft FlowとPowerAppsのコースは初期の方からあって試していたのですが、久しぶりにサイトに行ってみたらLogic Appsのコースが追加されてました。
5コースもある…!!!そして内容もかなり充実している…!!(歓喜)
教えてくださった @twit_ahf さん、ありがとうございました。
実際に自分が全て試してみて「これは特にオススメ!」というコースについてご紹介します。
Logic Appsを勉強したいアナタにオススメのコース
全部やってみた感想として「Logic Appsについて勉強したいなら全部やって!」と言いたいところですが、個人的にこれだけはやってほしい!と思ったコースを紹介します。
Azure Logic Apps の概要
「Azure Logic Apps の概要」は、Logic Appsというサービスについて詳細に説明がされています。
トリガーとアクションに関してやLogic Appsを使用できるケースなど、既にLogic Apps使ってるよって方も一度は見直すのをおすすめします。
トリガーとアクションの説明部分とかすごくわかりやすい説明だったので今後参考にしたい!
ビジネス プロセスを統合して自動化するための適切な Azure サービスを選択する
「ビジネス プロセスを統合して自動化するための適切な Azure サービスを選択する」は、より実務的な内容になっています。
「ユニット2:テクノロジのオプションを確認する」ページでは、Logic Apps、Microsoft Flow、WebJobs、Azure Functionsの4つのサービスについて比較し、それらサービスの選定方法についても学習できる内容です。テクノロジーありきではなく、ビジネスに合わせて適切なサービスを選ぼう、というのはとても勉強になりました。
また、Logic AppsとMicrsoft Flowのどちらを選択するべきか?についても判断基準を提案しているので、どっちがいいんやろ?と迷いがちな方にはぜひ一度見てみてほしいです!
この2つのコースは実際に手を動かすと言うよりは知識を確認する内容になっていますが、実際に「Logic Appsを構築する」コースもあります。
Logic Apps を使用して自動的にデータをルートし、処理する
「Logic Apps を使用して自動的にデータをルートし、処理する」のコース、個人的にめちゃくちゃおもしろかったです!
まさかサンドボックスでAzureポータル画面まで触れるなんてw
このコースのすごいところですが、Logic Appsのデザイナー画面を体験できるだけでなく、以下のサービスも体験できます。(全て無料)
- Azureポータル画面でLogic Appsデザイナーの作成
- Cognitive ServicesのText analyticsの作成
- SQLデータベースの作成と簡単な操作
演習を進めていると唐突にAzure Cloud Shellが出現してコード書けない人間からすると「詰んだ()」って脊髄反射しそうになるんですけど、実際にわからなくても大丈夫!
チュートリアル内にキチンとコードが買いてあり「コピー」できるので、それをペタペタすれば動いてくれます。(各コードがどういう意味なのかもキチンと説明があるのはとても親切)
本チュートリアル内で気をつけてほしいのは「演習 – ソーシャル メディア トラッカー ロジック アプリを作成する」のページ中、「Azure ロジック アプリのリソースを見つける」の部分に「3. 検索ボックスに、「ロジック アプリ」と入力します。」という記述があります。
実際は日本語だと検索結果無しになるので、「Logic App」と検索に入力してください。(一応、フィードバック済み)
チュートリアル内にTwitterコネクタ(トリガー)の検索テキスト「結果をすばやく得るため、新しく人気のある製品名を使用します」とあったため、何も考えず「タピオカ」と入力して実行したところ結果に引いたので、皆さん「適度な検索テキスト」を選択することをオススメします…。
そして、絵文字が入ってると感情分析のスコアがすこぶる高くなるというのも再確認できましたw
いやぁ、サンドボックスを利用してAzureポータルのサービスもガッツリ目に触れるのはすごく面白い!
今回試したLogic Appsのコースは、手順に従って進めれば必ずできるところもすごくいいなと。(自分で調べたりする手間もいらない親切さ)
このように、Microsoft Learnはメインの技術だけでなく演習を進めることで「他のAzureサービス」に関しても学ぶことができるので、お得感もありますねw
自分の環境だと怖くて触れないAzure Cloud ShellやSQLデータベースも触れたし、サンドボックスを使ったハンズオンってすごいなぁと(小並感)
さて、サンドボックスに関して何かしら問題が起きた場合はこちらもチェックしてみてください。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/support/troubleshooting
最後に
Microsoft Learn、現時点でなんど541件のコースが公開中!これだけあれば、知りたいサービスのハンズオンもあるのではないかな?と。
実際に手を動かすことで
技術的な部分だけでなく、Logic Apps(ノンコーディング)でできること・できないことの判断基準についても学べる内容も含まれていたので、とてもいいなと思いました。
めちゃくちゃおもしろかったので、他のコースも暇を見つけてやっていきたいなって思います。