2月6日に開催された「カラーイメージセミナー 〜イメージに関する言葉の定義〜」に参加してきました!
講師はイルドクルールの長 和洋氏。
「言葉」から想起される「色」の認識は千差万別。だからこそデザイン制作時にモヤっとした思いをすることもあります…。
今回は実際に「色」を意味する「言葉」とはどんな定義で成立しているのか?をテーマにしたセミナーでした。
▼イルドクルールのサイトはこちら
http://www.e-sikisai.com/
長先生の講義はデジハリ時代に受講していたのですが、毎回わかりやすく面白い講義で、講義の日が本当に楽しみでした♪
今回は2時間ほどのセミナーだったのですが、内容が濃く今回のセミナー内容もとっても面白く勉強になりましたー!
メモれた内容をまとめます。
コンビニの缶コーヒーの例
『コンビニでコーヒーを選び購入する』
- コミュニケーションできている(イメージがうまく伝わっている)
- イメージが外れすぎると売れない(コミュニケーションがとれていないから)
- パッケージは感覚的にわかることが必要(文字を読ませるのではなく…)
→基本的にコンビニはコミュニケーションで選べる商品を置いている
(大多数に間違いなく伝わるイメージを大切に)
イメージスケールとは?
日本カラーデザイン研究所(NCD)の小林重順氏が研究・開発した感性マッピングツール。
色に対して抱くイメージは人によって微妙に異なりますが、共通する部分も多く認められます。そのイメージの共通感覚を心理学的研究の蓄積で明らかにしたものが、イメージスケールです。
(日本カラーデザイン研究所サイトより抜粋)
「イメージスケール」は客観的データで作られたもの、であることがポイント。
色のイメージは国によって違うが、イメージスケールは平均的なところをとっているとのこと。
- ほとんどの製品にイメージスケールの考え方が入っている
- 英語版→英語のニュアンスがわかる
エリアカラーとは?
その街の人が肯定する色(人口5万人以上から現れる)
街の色々な場所をランダムに写真で撮り調査したとのこと。
目障り等、色に対するクレームが出ない→受け入れられている
・福岡のエリアカラーは「オレンジ」(薬局や美容院などもオレンジ)
福岡のイメージ「カジュアル」→気軽、親近感
・佐賀は分かれる。唐津は「緑」、市内は「赤」
・熊本は「白」
・宮崎は「酸っぱい感じのオレンジ」
・東京は「グレー」
ちなみに北九州は「黒」と以前デジハリの講義でお聞きしました。
(北九州本社のスターフライヤーなどよく例にされますね)
言葉とイメージは一致する
■クリア
曲線、水をイメージ(青と白)
■カジュアル
直線ではなく丸(角丸など)
■プリティ
カジュアルより更に丸(かわいい)。色の刺激は弱め。
■クラシック
筆文字、明朝体、グリッドデザイン。どっしりした色。
■ダイナミック
黒・黄・赤・オレンジの組み合わせ。
(黒が入らないとダイナミックではない)
■ダンディ
直線、太い、女性らしさは皆無
■クリアモダン
未来、シルバーやゴールド、直線
■モダン
光沢、透明感、最先端。色を抑える。
イメージスケールを見て、日常生活でも意識しよう。
最後に
今回の「カラーイメージセミナー」は初心者〜中級者向けの内容だったということで、次回はもっと踏み込んだ内容のセミナーを開催する予定とか!
セミナー参加者には次回用の宿題が出されましたw
今回のセミナーは大盛況だったので次回は倍率が高くなりそうですが…。
今回主催のクリエイティブセンター福岡さんのFacebookページでセミナーの告知等されるとのことなので、興味のある方は是非チェックされてみてください!
▼クリエイティブセンター福岡(Facebookページ)
https://www.facebook.com/CreativeCenterFukuoka
当日こんな優秀な書記が居ればうちも助かるんだがな〜と、思えるほど集中して聴いていただき光栄です。
では、次回は踏み込んでワークショップ形式で参りましょう♬
ありがとうございました。
長先生、コメントありがとうございますー!!
本当に楽しいセミナーでした♪(*´ω`*)
次回も楽しみです!!