Azure Cognitive Servicesは、開発者が直接的な AI またはデータ サイエンスのスキルや知識がなくてもインテリジェントなアプリケーションを構築するために使用できる API、SDK、およびサービスです。(公式ドキュメントより)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/cognitive-services/welcome
Azure Cognitive Servicesは、一部の機能がLogic Apps / Power Automateでコネクタとして提供されています。コネクタを利用すれば、コードを書かなくてもサービスが利用できるのでとても便利!
なのですが、コネクタに記載する内容を毎回忘れ去ってしまうので自分用にメモしておきます。
Cognitive Servicesをノンコーディングで利用する方法
コネクタで利用するためには、まずAzureポータルで利用したいCognitive Servicesを作成しておく必要があります。
Cognitive Servicesで提供されている機能の一部がコネクタ化されています。事前に使いたいサービスがコネクタ化されているか確認するのがオススメです。
今回はCognitive Services「Computer Vision」のOCR to Textを利用する場合です。
以前はCognitive Servicesをコネクタで利用する場合、作成するリージョンは「米国西部」に作成する必要がありましたが、赤枠の中を入力することで他のリージョンでも利用できるようになっています。
コネクタのSite URLに入力するのは「エンドポイント」ではないという罠があるのでご注意を。
入力内容は、Cognitive Services(今回はComputer Vision)→クイックスタートのページにある情報を利用します。
今回のリージョンは「米国西部2」です。
入力後、「作成」ボタンを押してエラーが出なければ利用できる状態になっています。
最後に
Cognitive Servicesの使いたい機能がコネクタ化されていない場合は「HTTPコネクタ」を利用したり、「カスタムコネクタ」として作成することでLogic Apps / Power Automate内で利用することもできます。
これはAPIに関しての知識がいるので手軽に…とは言いづらいのですが、コネクタが無い場合も諦めないで!ということでw