前回書いた「うっかりさん向け、Googleタスク通知をいかに忘れないようにするか」の話の続きです。
https://zuvuyalink.net/nrjlog/archives/3084
私の場合、この方法でも忘れるというニワトリ頭なため、1日1回GoogleタスクのリストをGmailに送信するという仕組みも作っています。
SlackとGmail、両方に通知すればさすがに忘れないだろうと!
今回は「Googleタスクリストを取得し1日1回Gmailに送信する」についての手順メモです。
今回の仕組みについて
前回の構成図のうち、一番下の「GoogleTaskListPush」部分です。
SendGridを使ってGmailにGoogleタスクリストを送信します。
SendGridの設定をする
GmailにGoogleタスクリストを送信するため、使い慣れたSendGridを使いました。
SendGridの設定方法については、以下の記事を参考にされてください。
https://zuvuyalink.net/nrjlog/archives/2547
SendGrid APIの作成
Azureポータル画面からSendGridアカウントを表示。
「Manage」をクリックすると、SendGridの管理画面が開きます。
SendGridの管理画面の左メニュー、Settings > API Keysをクリック。
右上の「Create API Key」をクリックして赤枠内に入力、API Keyを作成します。
表示されたAPI Keyは無くさないように!(初回以外では確認できる場所が見当たらないので…)
GoogleタスクリストをGmailに送信する方法
新規ロジックアプリを作成します。(名前は「GoogleTaskListPush」にしました)
LogicAppsデザイナーが開いたら「Blank LogicApps」をクリック。
今回は繰り返し処理を行いたいので「Microsoft が管理している APIを表示」で「繰り返し」を選びます。
左下の「Show advanced options」をクリックすると項目が展開するので、「タイム ゾーン」と「開始時刻」を入力。
私は通勤時間帯でGmailを見ることが多い8時に送信するようにしています。
新しいステップ > アクションの追加から「google」を検索、「Lists the tasks for a task list」を選び、Googleタスクが登録されているリストを選びます。
赤枠内に必要事項を入力します。
SENDGRID API KEYは先程作成したものを入力。
接続がうまくいくと、このコネクトがこの内容になるので赤枠内に入力していきます。
今回はメール本文に「Googleタスクのタイトル」と「詳細」が表示されるようにしています。
「For each」に囲まれてますが、赤枠内に入力していくと今回は自動でこの形になりました。
このあたり、すごく便利だなーと!
ここまで設定できたら「保存」をクリックします。
実際にメールを見てみる
どのようなメールがくるか確認してみます。
Googleタスクリストで完了になってない分全部送られてくるので、思いの外、うっとうしいです。
ですが、うっとうしい分意識するからかタスクの見落としが減りましたw
今回Googleタスクのタイトルと詳細を送るようにしたのは、このメールをみたら詳細も一気にわかるから。
通勤時間帯はスマホでGmailを確認するので便利だなって思ってます。(スマホからGoogleタスクを見るにはアプリがいるので…)
最後に
今回の仕組みはGA前に試していたので、もしかすると今は若干変わっている部分があるかもしれません…。
個人的にこの仕組はすごく助かっていて、本気で日常タスクの見落としが減ったので作ってよかったなとw
ノンプログラミングな上、とても簡単にできるので、うっかりが気になる方はおすすめです!