Azure App Service WebApps内で利用できる「MySQL In App」が発表されました!(まだプレビューですが)
というわけで、WordPress+MySQL In Appをざっくり試してみたのでメモ。
結論から言うと、個人的には一般的なレンサバの「簡単インストール」的なサービスよりラクで簡単だなぁと感じました!
MarketPlaceからだと爆速&お手軽にWordpressサイトが構築できる
今回はMarketPlaceを利用してWordpressサイトを構築します。
[新規] > (MARKETPLACE)[Web + モバイル] > (すべて表示)[Wordpress]をクリック。
「MySQL In App」を選びます。
まだプレビュー版ということで、注意事項が出ているのでよく読んでおきましょう。
(運用環境を意図したものではないこと、スケールしないこと)
「App Service プラン/場所」を選らんだら「作成」をクリック。
デプロイが完了したらWordPressの設定を行います。
赤枠内のURLをクリック。
通常はWordPressをインストールするとき「データベースの情報」がありますが、このページがスキップされます。
データベース周りの設定は一切することなく「設定情報の入力」だけで完了する手軽さ。
デプロイ時間を含めても5分くらいでWordPressサイトが出来上がりました!w
phpMyAdminが使える
「MySQL In App」を使用すると、phpMyAdminのプラグインも自動で入ります。
「MySQL In App(プレビュー)」をクリックすると各種設定ができます。
上部の「管理」をクリックするとphpMyAdminそのもののログインページは表示されずにダイレクトにアクセスできます。
「アプリケーションの設定」でAlwaysOn(常時接続)を有効にしておく必要があるようです。(アイドル時にMySQLのインスタンスが落ちないようにするため)
この設定せずWordPressで記事投稿をしてみたらエラーが出たりとかあったので必要かなと。
バックアップについて
Azure WebAppsは簡単な設定で定期的にバックアップを取ることができます。
SQLiteを使うWordPressではデータベースも含めてバックアップできたので、今回もできるかな?と思ったのですが、やはりMySQLはバックアップデータの中には含まれてませんでした…。(ログは含まれてるんですけども)
MySQLのバックアップはプラグインを使う方法かなぁと思います。(これはまだ未確認)
最後に
今回のMySQL In Appの登場で、Azure WebAppsでWordpressサイトを作成することが非常にラクに、そして実戦向きになってきたなーと感じました。
MySQL In Appはまだプレビューだから色々制約はある(スケールできないとか)ので実務投下はもう少し待った方が良いと思いますが、一般的なコーポレートサイトだったらこの構成で余裕かなと。
プレビューが超楽しみです!w
このサイトを参考にさせていただきました!
MySQL in App
https://buchizo.wordpress.com/2016/08/20/mysql-in-app/
Announcing MySQL in-app (Preview) for Web Apps
https://blogs.msdn.microsoft.com/appserviceteam/2016/08/18/announcing-mysql-in-app-preview-for-web-apps/