「商工会議所のウェブ制作ワークショップ」で講師させていただきました。

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2月15日(土)に福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センターで開催された「商工会議所ウェブ制作ワークショップ」のお手伝いをさせていただきました!

▼ウェブ制作ワークショップ
http://www.fukunet.or.jp/event/schedule_detail.php?id=347

ブランコ(株) CEO 山田ヤスヒロさんと商工会議所の三戸さんが中心となり進められたセミナーですが、今回は何と私、初の「講師」という名目でのお手伝いとなりました…。

ちなみに、今回のセミナーの講師陣はこちら。

ブランコ(株) CEO 山田ヤスヒロ(やいぶ)さん、オフィスコボリ代表 古堀俊行さん、(株)SIIIS 吉川 伸彦さん、フリーデザイナー 高田美奈子さん、ブランコ(株) 木村有希さん、(株)ディーゼロ 荒川健児さん、カズワタベさん、私(のりじ)

…この錚々たるメンバーの中で私の場違いさ(浮きっぷり)加減がおわかりになるかと思います。(震え声)
自己紹介のときに緊張しまくって何を話したかほとんど覚えてないという…。
今回はかなりビビリまくっての参加でしたが、結果的に私自身が多くのことを学ばせていただき、大変貴重な時間を過ごすことができました。
というわけで、ざっくりではありますがセミナー当日のレポートです。

ワークショップの趣旨は?

やいぶさんからの「ワークショップ趣旨説明」でセミナースタート!
今回のセミナーは、ホームページを既にご自身で作成されていたり、今後作りたいと考えている方たち対象で、参加者の方全員が自分で考えて手を動かしていただくワークショップ形式でした。
セミナーの目的は『商品サービスの良さを再確認し、人の心に響く「価値」を表現する方法を発見』するための、答えを探っていくプロセスをワークショップで体験して頂くこと。
セミナータイトルは「ウェブ制作ワークショップ」ですが、モノによっては「ウェブではない他のプロモーションが適切な場合もある」ということを、この段階で説明させていただいていました。

また今回の「講師」は教える側ではなく、役割上は「ファシリテーター」というか「司会進行役」的な位置づけで、ウェブや各種プロモーションに対して持っている知識を活かして参加者の皆さんと一緒に考え答えを探すという役割でした。

『発信者側の意図をユーザーにキチンととどけるためには?
→発信者とユーザーのズレを埋めるための【施策】をみんなで考えよう』

「4つのお題」でブレインストーミング
(ワークショップ:2時間)

参加申し込み時に「現在のお悩み」を書いていただいたので、それを元に講師陣で相談し「4つのお題を出し、ブレインストーミングを体験してもらう」という内容となりました。

ブレインストーミングとは?
集団でアイデアを出し合うことによって相互交錯の連鎖反応や発想の誘発を期待する技法。
一番大事なのは人の意見を否定しないこと。

ブレインストーミング4原則

  • 判断・結論を出さない(結論厳禁)
  • 粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
  • 量を重視する(質より量)
  • アイディアを結合し発展させる(結合改善)

4つのお題

■安価なティーカップを販売したい

  • 売値350円
  • 中国製
  • 大量生産
  • 原価100円
  • 長石磁器製

■高価なティーカップを販売したい

  • 売値31,500 円
  • フランス製
  • 少量生産
  • 原価10,500 円
  • 長石磁器製
  • 箱付き

■アットホームな英会話学校

  • ネイティブ講師( 講師歴2 年)
  • 日本語は話せない
  • 週1・1 時間
  • グループワーク5 名
  • 講師の自宅で授業をする
  • 月額8,000 円

■高級な英会話学校

  • ネイティブ講師( 講師歴10 年)
  • 日本語を話せる
  • 週2・3 時間
  • マンツーマン授業
  • 専用教室にて行う
  • 月額 50,000 円

参加者の方にお題を見てもらい、自分が参加したいグループを選んでいただきました。
実際は4グループで行う予定でしたが、「ティーカップの販売」に参加者が集中してしまったため、急遽5グループに。
講師は各チームに入って一緒に答えを考えるお手伝いをしました。
やいぶさん、吉川さんは全チームの様子を見ながら、適宜アドバイスしていただきました。

参加者の方たちが夢中で意見交換中


今回のブレインストーミングは、壁に張った模造紙を使い立った状態で行われました。
(立ったままの方がアイデアが出やすいそうです。)
お菓子やジュースも準備いただいていたので、和やかな雰囲気で多くのアイデアが出て、活発な議論が展開されてました!

ワークショップ講評会

2時間後、各チームの代表にブレストの結果どういう結論に至ったのかを発表していただきました。
内容について、メモれた部分をまとめます。

■高級な英会話学校(講師:荒川さん)

ターゲット:高級団地の団地妻
魅力的な講師(イケメン)を雇う!

<総評>
人物像(ペルソナ)がしっかりしていた。
ウェブサイトのサイトマップをしっかり作られてた。

■アットホームな英会話学校(講師:カズワタベさん)

ターゲット:英語をしゃべりたい人(年齢層は様々)
高級との差別化は?
・アットホーム(お茶やお菓子出す)
・無料体験、いきやすい場所に教室、いろんなクラスを設ける
・講師は日本語できないから英語のリクルーティングサイトを作る

<総評>
高級な英会話教室との差別化の施策をしっかり考えられていた。
具体的なサイトマップまでできてた。
ユーザーの幅を広げると当たり障りないサイトで結果刺さりにくくなる。
→ユーザーの定義とストーリーは明確にした方がいい

英会話は共通して「魅力的な講師がいる(イケメン、美女)」

■高級なティーカップ<その1>(講師:高田さん)

ターゲット:セレブ(明確に絞れなかった)
売上目標あり→売りたい
輸入物でなく国産で考えてしまったけど…
ギフトで贈るセレブ的な
ティーカップ限定のカタログで売る?
一万と五万も売る(真ん中を人間は買うという心理)

<総評>
常に買う人目線だった(贈られた人がどうか?)重視→人間中心設計
売り手と買い手のズレを考えてた

■ティーカップ<一般>(講師:木村さん)

できるだけたくさん、まとめて売りたい
ターゲット:ホテルなど企業体
BtoBで大量購入してもらう
カップのみ、ソーサーのみでも注文できる(ばら売りオッケー)
初回500セットで販売。
サイトを見てもらってかってもらう(飛び込み営業せず人件費を抑える)
商品にこだわらないが安く→価格にはこだわる(安く)
販売メインではなく、取扱商品のメリットをお知らせするページ
サンプルを送って、そのあと大量注文

<総評>
売り方を考える方向がよかった
物販ではなくサービスの方向に行って面白い

■高級ティーカップ<その2>(講師:古堀さん、のりじ)

ターゲット:マダ
ブランドイメージを重視のサイト
三万はネットで売るのは難しいので、色々な媒体を使って訴求
・クレカのDMで紹介とか?
・リアル店舗に足を運ぶとか?

<総評>
ネットで売らないという方向(ウェブはブランディング)
苦戦してた(意見交換がなくてアイデアが拡散しすぎてた)

お悩み相談会(質疑応答)

実際のワークショップでは架空のお題を実施いただきましたが、申込時に書いていただいたお悩み内容について、アンカンファレンス形式(福岡ではサト研形式と呼びますねw)で時間が許す限り意見交換を行いました。
質問内容によっては「ワークショップで解決策が見えました!」と仰られた参加者の方もいて、とても嬉しかったです!
私はGoogleアナリティクスの「ユーザ分析」と「yahooアクセス解析」について少しお話させていただきましたー。

<関連記事>
■GoogleAnalytics新機能「ユーザーの分布」の設定方法
http://zuvuyalink.net/nrjlog/archives/1139

■話題の「Yahoo!アクセス解析」を導入してみました。
http://zuvuyalink.net/nrjlog/archives/1069

ワークショップを通じてよかったと感じたこと

  • デザインは自分が好きな見た目や流行りではなく、コミュニケーションを取ることが目的であることに気付いてもらえたこと
  • 結果的にウェブではないプロモーションが有効だという場合も存在すること
  • ホームページは作って終わりではなく、作ってからがスタートであることを理解してもらえたこと
  • ブレストの途中に参加者の方達が「だからブランドはあんなに高いのか」と何度も言われていたこと

『届くための根拠→販売主ではなくユーザーに響くためを考えるのがとても大事』

最後に

がんばってメモったつもりでしたが、思ったほどメモれてませんでした…(泣)
内容について何かお気づきの点があれば、ご指摘いただければ嬉しいです。

さて、今回のセミナーのアンケート結果をお聞きしたのですが、驚きの【満足度100%】だったそうです!!
長丁場でしたが、参加者の皆さんに満足いただけ、そんな素晴らしいセミナーのお手伝いができたことがとても嬉しいです。(お昼のお弁当がすっごい豪華で美味しかったですw)

ただ今回のワークショップで気づいたのは「ホームページは作ってからがスタート」であることや、ホームページではなく他のプロモーションの方が実際は効果が見込める場合があることを、参加されている方々のほとんどが初めは意識されていなかったこと。
「実際にユーザーがどうなのか」を考えるステップではなく、SEO対策やデザイン(見た目)部分のみに注力されている場合が多かったこと。
この点は専門で仕事にしている私達が「答えを探っていくプロセス」をもっと理解し、きちんと伝えていくべきだなぁと改めて思いました。

ワークショップに参加された皆さん、商工会議所の皆さん、講師の皆さん、本当にお疲れ様でした!
そして、こんな素晴らしい機会をくださったやいぶさん、心から感謝いたします…。(泣)
次回も開催されるなら、ぜひお手伝いさせていただきたいなーと思える、素晴らしいワークショップでした!

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