Tweet

Pocket

Azure App Service CompanionのiOS版がリリースされたのことなので、どんなアプリなのか試してみました～。
実際に使ってみたら、直感でわかるUIだしサクサク動くしなかなかに快適ｗ
アプリの詳細については、以下のページをどうぞ。
アプリがダウンロードできるiTunesへのリンクはページ内にあります。

App Serviceとは？

App Serviceは、WebサイトやWebアプリケーションをホストするために最適化されたPaaSサービス。

このように区分されています。（Logic Appsのアイコンが古いのはご愛嬌）

Azure App Service Companionって何が出来るの？

このアプリでできるのは以下の内容。

• アプリのインスタンスを監視
• アプリの再起動・スタート・ストップ
• アプリのブラウジング
• ステータスに基づいたカスタムの警告の表示

ホントに監視目的のアプリなので、新規で作ったりなどはできません。最低限あると嬉しい機能、といったところでしょうか？

まずはAzureのサブスクリプションが紐付いているMSアカウントでログインします。

ログインすると、MSアカウントに紐付いた全サブスクリプションのApp Service内のappsが見れます。
WebAppsはもちろん、MobileApps、API Apps、AzureFunctionも見れてます。
さて、App ServiceといえばLogic Appもあるはずなのに表示されてません…なんてこった…。（個人的に一番作ってるからほしかったｗ）

左上のハンバーガーメニューをクリックすると「Account」が表示されます。
デフォルトでは全てのサブスクリプションが表示になっているのですが、ここでフィルタ掛けられます。

見た目はとてもシンプル。
「Summary」と「Monitoring」を切り替えることで該当appの状況を把握できます。
該当appを止めたり起動したりはできますが、削除したり追加したりはできません。

実際にWebアプリを止めてみる

では本当にアプリを止めたり起動したりできるのか？を試してみました。
以前「Webっちゃ」でDrupalのインストールデモを行ったWebアプリを止めてみます。

キチンとアプリでは「Stopped」になってます。

「Browse」でサイトを表示してみると、「Web App止まってるよ！」って表示になってます。

ではAzureポータルではどうなってるか確認してみます。

…「Running」のままですね…。
これ、何度も更新してみましたが変化なく。

やっぱりWebアプリが生きてるように見えます。
もしかしてPCではサイト表示できたりするのかな？と思ってクリックしてみたら、

ちゃんと止まってますね。
Azureポータルの方との連携がまだなのかなー？

アプリからスタートさせてみる

次はアプリからスタートさせてみたいので「Start」をクリック。
Startできたようで、Drupalのページが表示されました。
アプリの表示はすぐに切り替わるのですが「Browse」をクリックしてもしばらく真っ白で、当たり前のことながらWebページが表示されるまでにはタイムラグはありました。

Azure App Service Companionを使うポイント

実際に使ってみて、個人的に思ったこと色々。

• 直感的に操作できるUIなのが良い
• サブスクリプションのフィルタリングができるのが良い
• 既に作ってあるWeb AppやAzure Functionの監視用（新規は作れない）
• PCのポータルとアプリのステータス（状態）が整合性取れていないので注意
• Logic Appsも見れるようにしてほしい（一番止めたくなるやつ…）

例えば、Webサイトで「今すぐサイト非表示にして！」みたいな緊急事態に遭遇したときに役立ちそう。（そんな場面、早々ないしもっと言うなら遭遇したくないですけどｗ）

最後に

思いのほかUIもわかりやすく、サクサク動いてくれるので監視したいappがあるときは便利かなと。
今後はアプリから削除できたり、ステータスの一部を変更できるようになったらいいなぁ。
そして、App Serviceと言いながらLogic Appが含まれてなかったので…早く仲間に入れてもらえたらなぁ、と思ったところですｗ