「エジプト研究最前線 大ピラミッドの未知の部屋の探索」に参加してきました。

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2018年1月13日(土)に朝日カルチャーセンター北九州教室で開催された河江 肖剰( @yukinegy )氏が講師の「【新設】エジプト研究最前線 大ピラミッドの未知の部屋の探索」に参加してきました。
これ、参加するのは個人的に本当に念願だったんです!!
ネットでいろいろ情報収集してると、一般も参加していい感じのエジプト考古学系の講義って首都圏では多いんですが、なかなか地方(しかも福岡とか)であるのって無くて。しかも私は「黄金のファラオと大ビラミッド展」のときに吉村作治氏の講演あったの気づかなかったという失態やらかして悔しい思いしたし。
というわけで、もし近くに来たら絶対参加したい!って思ってたところ、たまたま河江氏がこの講座のことをツイートされてまして。
光の速さで参加登録した(真顔)
以下のブログ記事みたいに展覧会には全力で参加してたんですが、今回のような講義は初めてで。

「大英博物館 古代エジプト展」に行ってきました。
http://zuvuyalink.net/nrjlog/archives/721

「黄金のファラオと大ピラミッド展」に行ってきました。
http://zuvuyalink.net/nrjlog/archives/3863

とはいえ、当日会場に着くまで「ホントに私みたいな完全趣味な人間が行っていいんだろうか…(怒られないかな)」ってそーとードキドキしてたのですが、講座はもう本当にメチャクチャおもしろかったです!
というわけで、参加レポート的なものを忘備録として書いておきます。

感想いろいろ

河江氏は「世界ふしぎ発見」に出られてるのを見たりとかあったんですけど、個人的には自分がデザイナーということもあってか「3D計測調査をしている」というのがすごく面白いなって思ってまして。(平面図みるより3Dの方が視覚的にもわかりやすいし)
まさか、そんな方の話を地元で聞ける機会に巡り合うなんて!!ってことで、突撃した次第ですw
今回の講義の中でメイン的になっていた「クフ王の大ピラミッド内の巨大空間の話」は最近急に出てきたものではなく、1980年代のフランス隊調査が元になってるとのこと。
そして大ピラミッドは建築的に見るととても不思議なものらしい。
地表より上に玄室あるから不思議(王家の谷とかは地下なのに)とか、「全部きっちりキレイに作られてる」って思っていたけど建築的にデータ集めて調査してみると中は結構ぐちゃぐちゃだったりするそうで。あ、切妻構造(漢字あってるかな?)はクフ王の時代に開発された手法らしいです。
大ピラミッドって色々調査されてるイメージあったんですけど、「仮説は多いけどデータが少ない状態」とのこと。ドローンを使った撮影とか3D技術とかスキャンピラミッド計画とか、色々な方法が出てきているから今後はデータ取りやすくなるのかな?と思ったところはあります(許可がスムーズに出るのを願うとこですが…)
河江氏は「考古学者は謎を解くより謎を見つける(育てる)職業」って言われてたのですが、本当に奥深い職業だなーって改めて感想持ちました。

また、今回の講義の内容は河江氏の著書を読んでおくとより楽しめました!

(現代の)ファラオの呪い?

ファラオの呪いといえばツタンカーメン王墓の発掘に参加した人たちが呪われて死んだというのが定説になってるかと思うんですけども。最近もこういう記事出てましたしねw

<参考>「ツタンカーメンの呪い」その犠牲者になったとされる9人にまつわる都市伝説
http://karapaia.com/archives/52252098.html

子供の頃から「でも墓暴いたハワード・カーターは天寿全うしてない…?私がツタンカーメンなら一番に呪い殺すわ」っていうのがずっと引っかかってたんですけど、河江氏も同じこと言われてて「そんなわけねーじゃんw」的な話もお聞きできて個人的にはスッキリしましたw
で、現在のファラオの呪いって?っていうとこなんですけど、それは嫉妬や妬みとかそういうものとのこと。(どこの世界も大変なんだなってなりました…)

封印されてるのに空っぽの棺の話

考古学者が王墓など見つけたときに一番に心配するのは「盗掘」とのこと。
盗掘跡が全くないし棺も「封印」されたままだから絶対中にミイラや副葬品が入ってるはず!って期待してあけるけど、大体「空っぽ」なことが多いらしいという話。
盗掘って近年にあってるんだろう(砂に埋れたのを掘り返すイメージ)って何か思い込んでたんですけど、実際には「ファラオが埋葬された時代に盗掘されてる(数年のうちに)」ことが多いのだとか…。それだったら砂に埋もれることもないし目の前にあるし、確かに盗掘しやすいっすよね…。(え、なにそれ、そんなん無傷な墓の方が絶対少ないやん…って思ってしまった)
とはいえ、個人的に古代エジプトの人たちは「ファラオ=神」ってことで宗教上の意味合いが強く、しかも信心深かったと思ってたので(確か何かの本で読んだ記憶)、すでにそういう時代に盗掘してたとは…とびっくりしました。
っていうのを質問すればよかったのに、その場では思い浮かばなかった自分に絶望しております(遠い目)

クフ王の大ピラミッド「王の玄室」

そーとーシンプルだから見ても感動しないって言われてましたが、実は「とんでもなくすごい棺」とのこと。
なぜなら、材料は花崗岩を使って作られているから。花崗岩ってとても硬い石で加工に時間がかかるらしく…大ピラミッドの玄室にある棺も作り上げるのに9年(時間にすると8000時間)もかかるそうで…。
もっというと「王の玄室」自体が花崗岩で作られているそうで。
他の王墓に比べると壁画も無いしシンプルすぎでしょって思ってたけど実はメチャクチャすごかったんだ…ってなったところです。

見ておくのおすすめな動画など

講義内で紹介されていた動画や書籍などまとめておきます。(自分用に)

NHKスペシャル「シリーズ古代遺跡透視」 大ピラミッド 発見!謎の巨大空間
https://www.nhk.or.jp/special/pyramid/

ヘロドトス 歴史(上)

上・中・下と3セットな模様
https://www.iwanami.co.jp/book/b270782.html

ウェストカー・パピルス

ウェストカー・パピルス(Wikipedia) は、エジプト中王国時代にパピルスに書かれた文献で、文献の主人公はギザの大ピラミッドを建設したことで知られるクフ王が9人の息子たちから話を聞くという構成とのこと。最後の「そこ!結論知りたい!」ってところがなぜか破損してるらしく…結論わからないっていうのも気になって仕方ないですw

スキャンピラミッド計画

フランス隊がメインですが、技術的な部分は日本がメインみたいです。今後の調査に期待!

最後に

講義時間が3時間だったので長いかな…?と少し心配していたのですけど、河江氏の話がとにかく面白くてあっという間でした。大ピラミッドについて基礎的なところから現在進行形の調査内容までお聞きできて本当に充実していたし贅沢な時間でした!
エジプトの遺物郡、やっぱ自分の目でみたいな~って改めて思ったりw
まとめると、とても素晴らしい講義内容だったので古代エジプト好きな人は絶対行った方がいいよ!って思います。しかも今年は2/4に福岡であるそうですよ!!

【2/4】エジプト研究最前線 新たなピラミッドの謎
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1138375.html

終了後に著書にサインしてもらったとか写真撮らせてもらったとか完全にミーハーな行動とってすみませんでした…。
今日の講義の件をブログ書いていいですか?と「いいですよ!どんどん書いちゃってください!」って言ってくださったので、調子乗ってブログ書きましたw(河江さん、本当に気さくでとても優しい方でした!)
河江さん、本当に素晴らしい講義をありがとうございました、そしてお疲れ様でした!!

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